1980年代後半から世界的に流行した、ナイト・クラブでのダンス文化の中から発生したダンス・ミュージックの総称。
ハウス、テクノ、トランス、ヒップ・ホップ、トリップ・ホップ、ドラムンベースなどの下位ジャンルがある。
70年代のディスコ・ブームは、DJの流すレコード音楽によって踊る文化を定着させたが、80年代中盤になるとディスコはクラブと呼ばれるようになり、DJが制作する新たなダンス・ミュージックに注目が集まるようになった。
基本的にはミュージシャンの演奏を録音したものであったそれまでのダンス・ミュージック(ファンク、ディスコなど)とは異なり、クラブ・ミュージックの制作には必ずしも楽器の演奏能力を必要としない。
DJがクラブで行うDJプレイ、さまざまなレコードを2台のターンテーブルによってつなぎ合わせミックスする実践の延長線上にクラブ・ミュージックは存在する。
リズム・マシンによってダンスに適したビートを刻み、サンプラーによって既存のレコードからサウンドのサンプルを採取し配置したり、あるいはシンセサイザーのプログラミングによって楽曲を構築するのがクラブ・ミュージックの典型的な制作手法である。
DJによる音楽制作によって生まれた最初の音楽はヒップ・ホップである。